テーマ:大阪の再生・賦活と安全・安心の創生をめざす地域志向教育の実践
連携する自治体:大阪府、堺市、岬町、河内長野市、寝屋川市

2. 事業概要と目的
大阪再生に向けた地域志向教育拠点の整備をめざし、その教育拠点として「コミュニティ再生副専攻(CR副専攻)」を設置し、地域志向教育の資源の集中を図ります。この副専攻では、「再生と賦活」の観点からは、持続可能な成長とシビックプライドの回復を、「安全と安心」の観点からはセーフティネットの再編・充実のアプローチ設定を行い、二つの地域課題に取り組む教育拠点の形成を図ってまいります。また、地域を教育プログラムに取り組むことで、大学の教育の質的改善を実現し、教育、研究、地域貢献の一体化を図ると共に、多様化、複合化する地域課題に対し、主体的に取り組み、解決の糸口を切り開くことができるような人材の輩出をめざします。

coc概要

3. 教育概要
複雑化、重層化する地域課題に対し、初年次より共通教育で地域実践演習を取り入れ、主体的に課題と向き合い、個々の学生の認知的、倫理的、社会的能力の引出し、さらに鍛える双方向の講義、演習、実習などによる主体的な学修の経験を重ねてまいります。また、地域課題の性格上、専門領域を超えた協働は不可欠であり、大阪市立大学との教育連携の強化、推進を図り、複数の学問的視点から学び、教員の集団的な指導・教育体制により、多様な領域の専門的知識の習得、総合化する「場」を提供していきます。具体的には、大阪市立大学での地域志向科目の全学必修化、共通教育のカリキュラム充実、地域実践演習「GATSUN」の導入、専門教育における学部横断的な副専攻の新設、現場との交流、学習成果の地域へのフィードバック等を行い、最終的に地域で実際に解決策を展開できる実践力を養う、領域横断的教育と社会貢献を合体させた「アゴラセミナー」の開講を実施していきます。

4. 研究概要
「地域のシンクタンク」をめざし、先端的・実践的研究の蓄積とその可視化・地域研究の拠点化を図り、教育への還元や研究成果を活かした政策提言を行います。外部資金とマッチングさせながら、先端的研究と実践的研究を実施し、地域志向研究経費の活用により、学生主体のフィールドでの調査研究や具体事業の試行・効果検証・改善案の提案(PDCA)等を領域横断的に実践してまいります。アゴラセミナーは、教育・研究・社会貢献の一体的展開として位置づけ、研究は地域研究のプラットフォームとしてCRラボを実現していきます。これら研究成果をもとに、「大阪への提言」の発信をシンクタンクとして積極的に推進してまいります。

5. 地域課題の概要
持続可能な成長とシビックプライドの回復、「安全と安心」のセーフティネットの再編、充実の2大課題に主に取り組んでいます。自治体との連携については、これまで設立団体である大阪府、包括連携協定を締結している堺市、岬町、河内長野市、寝屋川市を始めとする地元自治体と地域のシンクタンクをめざし多様な取り組みを行っています。特に、地域環境では環境副専攻を設置し、自治体等からも講師を招聘、市民にも講義を公開しています。これら自治体との連携やノウハウを活かし、他の地域課題についても、自治体も参加するCRテーブルを設置し、意見交換や協議をもとに解決方策の実践を行ってまいります。

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