「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業)

大阪市立大学・大阪府立大学共同事業
「大阪の再生・賦活と安全・安心の創生をめざす地域志向教育の実践」

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平成27年度第3回COCフォーラム「コミュニティ再生副専攻成果報告会」を開催しました

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2016年2月16日(火)に杉本キャンパス学術情報総合センター1階文化交流室にて、COCフォーラム「コミュニティ再生(Community Regeneration:CR)副専攻成果報告会」を開催しました。

初めに大阪市立大学・井上副学長による開会挨拶の後、第1部として、大学教育研究センター・平特任講師によるCR副専攻の概要説明が行われました。COC事業の目標の一つである教育プログラム改革に関し、本学では地域の課題解決を志向する意思・能力を有する学生を育成するCR副専攻を2015年度よりスタートしました。学部横断的な学び・地域での実践的な学びを通して地域の課題や現状を識り、分析し、そしてその解決策を編み出してゆくことを目指したプログラムで、全学部生に開かれています。

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次に、今年度新規開講されたCR副専攻科目「アゴラセミナーⅠa/Ⅰb」(2回生対象)を履修した学生が、授業で体験したことや学んだことを発表しました。本科目は、本学COC事業の重点5分野(①地域活性、②地域・文化資源、③地理・空間、④環境・防災、⑤地域福利)すべてについて実践的に学べる点が大きな魅力です。①や②のパートでは、国内外のアーツマネジメント事例について学びながら、地域の方々と協働した多世代交流イベントの企画立案を議論しました。③パートでは、「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2015」イベントに、ボランティア/参加者の両面から関与し、イベント実施後は、地域貢献の観点からイベント自体の可能性や改善点を議論しました。④パートでは、東北被災地を巡検(被災地の復興現場を見学、実践家との交流、聞き取り調査)し、学んだ・聞き取りした情報に基づいて防災マップを作成しました。⑤パートでは、空き家の増加や高齢化など地域課題を抱える西成区の地域に入り込み、不動産業者や高齢者への聞き取りを進めました。課外活動も実施しながら、課題解決の方策を試行的に実践しています。続いて、CR副専攻の導入科目「地域実践演習」(1回生対象)を履修した学生および担当教員が、今年度開講された4クラスの概要を報告しました。演習Ⅰは「地域新聞の編集等を通した現場のまちづくり実践」、演習Ⅱは「住之江・住吉・西成におけるいのちを守る都市づくり実践」、演習Ⅳは「地理・空間(都市・建築)的視点から大阪を体感する」、演習Ⅴは「まちを面白がる! ~学生視点による観光ガイドブックづくりを通じた地域の文化資源の魅力の発掘と発信~」というテーマの下に授業を実施しました。学生からは、地域の現場に入る中で苦労した点や楽しかった点、興味深かった点を中心に発表がありました。

第2部では、各授業を担当した重点5分野の代表教員5名から、今年度開講された科目の成果や反省点、授業運営における課題、CR副専攻の今後の展望(2016年度には「アゴラセミナーⅡ」を新規開講の予定)などコメントがありました。とくに複数の教員が、地域現場で実践的に学ぶCR副専攻の魅力をアピールされました。当日は80名近くの参加者があり、盛況のまま報告会は終了しました。アンケートでは、「地域を題材にしながら、企画や調整など様々な課題に取り組めることはとてもいい」「もっと多くの学生にこの取り組みや授業を知らせるべき」「来年度のアゴラセミナーⅡを楽しみにしています」など、CR副専攻の進展とより多くの学生の受講を期待する声が多くありました。